コロプラ企業カレンダーのデザイン&撮影メイキング大公開! Vol.3【節分編】
あっという間に1月が終わり、2月のカレンダーを捲ると......クマが豆まきをしていました。
今月も、コロプラ企業カレンダーのデザイン&撮影メイキングを公開します!
2月はデザイナーが描いた「バレンタイン」と「節分」の2種類のラフのうちどちらがいいか迷ったのですが、「寒い時期に外で元気に豆まきしているクマを見ると、元気になる気がする」という意見が出て一同納得、この案に決まりました。
そこでクマのぬいぐるみのサイズに合う小道具を作ることになったわけですが、いざ着手する段になったとき、
「これって、縁側だよね? 障子もあるような......」
「庭もあるし、小道具というか、もはや大道具じゃない?」
「こんなの作れるの?」
と、メンバーは少し心配になりました。
でもそんな心配をよそに、学生時代に木工を学んでいたデザイナーは着々と作業を進めていき、なんと枯山水まで作ってしまいました。
せっかくですので、それぞれどんな素材でどんなふうに作られたか、一つずつ見ていきましょう。
1 縁側および日本家屋
縁側は、集成材(板)に油性ニスを塗り、柱や梁には9mmの角材を設置しました。壁はスチレンボードで、障子は竹ひごを組み合わせ、その裏から習字用の半紙を貼りました。
2 庭
ジオラマ用の砂(それも日本庭園用)を平らに敷き、枯山水ふうに砂に模様をつけました。この縁側、今後ほかの月でも登場します。
3 豆と升
豆は紙粘土で作り、絵の具(ガッシュ)を塗りました。升はスチレンボードに檜のシートを貼りました。
4 棍棒と角
青いスカーフを巻いたクマが持つ棍棒、そして角は紙粘土で作り、絵の具(ガッシュとメディウムを混ぜたもの)を塗りました。
その他、撮影時のエピソード
最初撮影したときは障子の向こう側が真っ暗で、全体的に夜のような雰囲気になってしまいました。そこで、障子の向こうに見える部屋の内部に照明を当てて掛け軸などの小道具を追加したところ、一気に昼間の雰囲気にすることができました。
次回は、3月のデザイン&メイキングをお伝えします。お楽しみに!