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『白猫プロジェクト』エフェクトデザイナーブログ Vol.1
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『白猫プロジェクト』エフェクトデザイナーブログ Vol.1

ヤマ

2015年2月中途入社。『白猫プロジェクト』のエフェクトを作り続けて早4年。『白猫』のバラエティ豊かなエフェクトを作るのが好きで、リーダー職も務めてます。

白猫プロジェクト(以下、白猫)』のエフェクトデザイナーをしております、ヤマと申します。気づけば入社してから5年目になりますが、これまでの担当タイトルは『白猫』ひとすじで、数え切れないくらいたくさんのエフェクトを作ってきました。

そして今回、「『白猫』エフェクトデザイナーブログ」を書くことにしたのは、以前、チームメンバーと座談会をしたことがきっかけでエフェクトに関するご質問をいただく機会が増えたのですが......動画で説明するほうが早いモノや、順を追って書くほうがわかりやすいモノが多いので、まとめてブログで公開しようと考えたからです。

というわけで、これから『白猫』エフェクトチームならではの制作工程や使用ツールのこと、そして魔法陣の作り方など、よくいただく質問にお答えしていければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!!

『白猫』のエフェクトとは?

まず、具体的にどういうものが "『白猫』のエフェクト" を指すのか? についてですが、これは言葉より動画で見ていただくほうが早いと思うので、ちょっと再生していただけますか。

この、白いキャラクター(アテ画像)の周りで発射されているカラフルな光の部分が『白猫』のエフェクトになります。続いて、キャラクターの本番画像も入れた状態の動画をご覧ください。

こんな感じで、『白猫』のエフェクトは「ほとんどがキャラクターのスキル」といっても過言でないくらいで、キャラ周りのエフェクトや魔法陣などを作っています。

ちなみに上記の動画には14種類のキャラが登場しているのですが、これらのエフェクトはすべて私が制作しています。とりあえず、2015年、16年、17年、18年、19年それぞれの年で2~3キャラずつ、"とくに" 思い入れのあるエフェクトをセレクトしたのですが......言ってしまえば全キャラに思い入れがあるわけで、ここまで絞り込むのが本当に大変でした(笑)。

『白猫』のエフェクトデザイナーとしていつも心がけているのは、スキルエフェクトが、そのキャラの魅力の一つになるようにする、ということです。たとえば、「タコパス」や「バーガー」といったポップで奇想天外!? なキャラクターの場合は、エフェクトで遊べるだけ遊んでいます! 実は、効果音づけもエフェクト班の仕事なので、バーガー」の(ラスト1秒未満の)「いらっしゃいませ」の音源には結構こだわらせていただきました(笑)。

また、キャラクター同士の関係性も踏まえて、エフェクトを制作します。たとえば、4周年で登場した「エレノア」は「光の王」と関係の深いキャラクターですので、あえて似たようなエフェクトや魔法陣にして、その関係性を示しました。そういったストーリーの伏線を考えながら表現していく仕事が、『白猫』のエフェクトを作る上でもっとも楽しい仕事です。
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『白猫』エフェクトデザイナーの「仕事の流れ」とは?

さて、『白猫』のエフェクトデザイナーは、プランナーからの指示通りに黙々とエフェクトを作り続ける......というようなことはなく、ほかの職種のメンバーと打ち合わせをしたり相談をしたりして、方向性を決めてから制作に入ります。「仕事の流れ」をざっくり書きますと、

1 プランナーから次の企画の説明 & 制作依頼があります。

「今度、こういうコンセプトのイベントをやります。こんなキャラが登場するので、こんなエフェクトがいいなあと思っています」という感じで制作依頼があります。基本的な情報(データのサイズ、尺、キャラクターの属性、スキルの効果など)も共有されて、イメージ画像を渡される場合もあります。

2 ほかの職種の人と相談します。

プランナーの企画をベースに、どんなふうに作り込んでいくか、エンジニアやキャラクターデザイナー、モーションデザイナーなど、ほかの職種の人と相談します。モーションデザイナーが先行して動画コンテを作ってくれるので、それをベースにエフェクトデザイナーがリッチにしていきます。

3 エフェクトデザイナーチームでスケジュールを割り当て、制作開始。

この段階に来ると、エフェクトデザイナーひとりひとりの個性やセンスに多くの部分が任されます。ストーリーを読み込んでキャラクターを理解し、自分が "かっこいい" とか "かわいい" とか "好き" と思うものを詰め込んでいけるので、楽しい仕事です。
基本的には1キャラクターを1人のデザイナーが担当しています。魔法陣のデザインや簡単なモデル制作もエフェクトデザイナーの仕事です。素材はAdobe Photoshop、Adobe Illustrator、Adobe After Effects, Autodesk Maya、エフェクトはUnityで作っていきます。

4 制作後のチェック

エフェクトが完成し、実際のゲームに入れ込んでみて、データに問題がないか確認します。チェックポイントは、意図通りのエフェクトが出ているかどうか、ゲーム上で見栄えが良いか、どの端末でも動くか......など多いので、実はこれが一番大変な工程かもしれません。

次回はとあるキャラを題材にして、より具体的にエフェクト制作の流れをご紹介したいと思います。お楽しみに!!